【Unepic】 クリア後レビュー。昔懐かしいシンプルなゲームだけど笑えるネタが豊富で面白い

ゲーム画面を見て、あまりに地味なためスルーしていたUnepic。やろうとしたきっかけは、Unepicのレビューを見ているときに、やたらと目にするこのフレーズ「エンディングまじですごかった」ってのになんか惹かれたから。実際にプレイしてみると、「なぜもっと早くやらなかったんだ!」と後悔するくらい面白くてドハマリした。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

Unepicはどんなゲーム?

ジャンルは、2DのアクションRPG。昔なつかしい、悪魔城ドラキュラや大魔司教ガリウスを思い出す作りになっている。ファミコン世代のオッサンにとってはだけど。

2016-02-15 14-38-37

アクション要素はそんなに高くない。モンスターの弱点にあわせて、有効な武器を手に取り殴る。火に弱いモンスターには火炎魔法で攻撃する。といった風にアクション性で戦うのではなく、状況にあわせて適切な準備をして進めていくゲーム。中ボス戦は、弱点や対策をしらないと初戦はやられてしまう。有効な攻撃はなにか、どんなスキルを使おうかと悩むところが面白い。

RPG要素としては、レベルが上がるとポイントを獲得してパラメーターを強化していける。パラメータ振り直しはゲーム中に1,2度くらいしかできないため、最初からある程度の方向性を決めてキャラクターを育てたほうがいい。全てのスキルを平均して上げていくと、後半にでてくる装備や魔法が使えなくなる。

以下、Unepicが面白かった理由を述べていく。

古いゲームやSFオタクを魅了するネタが豊富

友人とテーブルトークRPGを楽しんでいたオタクの主人公。トイレに行ったはずが気がつくと不気味な城に迷い込んでいた。おかしな薬を盛られて幻覚を見ていると思いながらも先に進む。道中で出会った黒フードの男に出会い、取り憑かれてしまう。ここから城から出て元の世界に戻るための冒険に出ることになる。

2016-02-15 14-20-05

黒フードは、常にゲーム内のキャラクターとして話をするが、主人公は世界観を無視した発言を連発する。その掛け合いが面白い。「クスリとくるネタ」が所々に仕込んであり、特にファミコン世代にクリーンヒットする。下ネタも多くあるので純粋な人には不向きかも、逆におっさんには激しくお勧めする。

少しずつ城の全域を明らかにして回るのが楽しい

初めて訪れた部屋は真っ暗闇。どんな構造なのか、モンスターがどこにいるか全くわからない。プレイヤーの周辺のみがろうそくの明かりで照らされて見えるだけ。その部屋の所々にある松明に火をつけていくと、少しづつ明るくなっていく仕組み。すべて着火すると部屋全体が一気に明るくなり見通せるようになる。

2016-02-15 14-12-30

松明を全てつけたかどうかは、地図に表示されるようになっているため、全ての部屋を明るくしてから次のエリアに進みたくなってくる。壁を叩くと隠し部屋や、隠し宝箱がでてくる。新しい部屋にはいるごとに全ての壁を叩いてしまうのでなかなか先に進めなかったりもする。

また、通路にはスイッチを踏むとヤリが突き出してきたり、火の玉が飛んできたりとトラップが仕掛けられている。毒に侵されたり、火だるまになって燃えたりする状態異常のダメージが大きい。異常回復アイテムがないとまず助からない程度に痛いのだ。ホイホイと準備もなく不用意に先へ進むと、あっという間にやられてしまう難易度になっている。

2016-02-15 14-27-47

だから、慎重にちょっとずつ進んではセーブポイントまで戻ることを繰り返す。この地味な作業がすごくハマって、ゆっくりとだけど着実に進んでいるのを実感できてたまらなく楽しかった。

難易度が低い場合は、部屋ごとにオートセーブがあるため、セーブポイントまで戻る必要はなくなりヌルゲー化する。できれば最初から難易度ハード以上でやってみてほしい。

やりこみ要素のチャレンジは歯ごたえあり

クリアしてもやり込み要素がある。壁を殴るとでてくる魔法陣を開放するとチャレンジに挑戦できる。このチャレンジを達成するとUnepicポイントが手に入る。これは商人から世界観を無視した強力なアイテムと交換するときに使える。この交換アイテムもやっぱりネタ成分が豊富に含まれている。クリンゴン人とか若い人は知らないよね。

ちなみに全部で15種類のチャレンジがある。例えば、「空から降ってくる大岩に当たらないように30秒間避け続けろ」といったもので、達成の難易度は高めとなっている。

いくつかのチャレンジは「カラスを倒すな」「ポーションを使うな」といった縛りプレイをしないといけなくなるため1周目でやるのはお勧めできない。とりあえずチャレンジ全てを開放だけしておいて、2週目でチャレンジ達成を狙うのでもいい。開放したチャレンジは2週目でも開放された状態で始まるからだ。

完璧な日本語版テキスト

公式で日本語インターフェース・字幕に対応。音声だけは英語となっている。全ての会話に英語音声がある。オプションから音声を消すことも可能。英語の聞き取り教材としても優秀。

翻訳した人は、主にゲームの翻訳をやっているゲーマー。そのため世界観をちゃんと踏まえた自然な日本語になっている。翻訳に愛があるってこういうことだなとつくづく感じた。主人公は現代の若者言葉やスラングを使い、ゲーム内のキャラクターは古臭い言葉を使う。

翻訳の質は本当に大切なんだ。最近の例だと Witcher3 は本当にすばらしい翻訳だった。一方で Fallout4 は直訳が多すぎてなんか興ざめしてしてしまったのを思い出す。この翻訳の質は、まちがいなくUnepic の魅力の1つだろう。

オプションに日本語選択肢がない方へ
これはUnepicを最初にプレイしたときの年齢を聞かれるところがあり、12歳以下を選択したのが原因だ。日本語化は16歳以上を選ばないとできないようになっている。しかも厄介なことに、一度設定した年齢はオプションから変更することができなくなる。変更するには、設定ファイルを直接書き換えるしかない。やり方は以下のとおり。

1.remoteフォルダを開く。ユーザーIDは人によって違っていくつかの数字になっている。
  C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\ユーザーID\233980\remote

2.remoteフォルダにある config.cfg ファイルを開く。

3.33行目にある children という項目を0に書き換える。 こんな感じ⇒ <children>0</children>

Unepic まとめ

クリア時間は、ハードで18時間ほど。やり込み要素のチャレンジも含めたら30時間ほどでいけると思う。周回してもマップの構造、宝箱やモンスターの配置は変わらない。新要素もないため、リプレイ性は乏しい。全てのスキルがとれない仕様のため、1周目は戦士タイプ、2周目は魔法使いで楽しむくらい。

レトロゲー好きには間違いなくお勧めする。私もそうだけど2Dゲーム好きにも是非やってみてほしい。派手さは全く無いが、ネタが面白く最後まで楽しんでプレイできた。

どんなエンディングなんだろうとワクワクしながらラストを迎えた。ネタバレになるかもしれないが、 凄く衝撃的な展開が待っているわけでもないし、超美麗な3Dグラフィック映像が見れるとかもない。だけど「エンディングまじですごかった」

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

フォローする