【Divinity Original Sin 2】アーリーアクセスのレビュー 感想

9月16日にアーリーアクセスが開始した「Divinity Original Sin 2」(以下DOS2)をクリアした。英語を読むのが遅くて20時間くらいかかった。不便だったところが改良されて正統進化したといった具合だ。英語が読めることが大前提で、前作のDOSを楽しめたならば、間違いなく買うべきクオリティになっている。

ここからは、前作をプレイ済みの人を対象にレビューしたい。

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アーリーアクセスでプレイできること

ACT 01 までのストーリーと、PvPのアリーナがプレイできる。

ストーリーは、公式によると10時間程度のボリューム(英語がすらすら読める前提)。アーリーアクセスのおかげか、パーティ募集がさかんに行われているのでオンラインプレイで困ることはない。もちろん、オフラインにして一人でじっくり楽しむこともできる。むしろこちらがメインな気もする。

PvPは、公式のサーバーの調子が悪いのか、接続ができない状態だ。まだプレイできていない。

キャラクタークリエイト

前作は二人だったが今作の主人公はひとりだけ。冒険を進めるうちに仲間と出会うようになっている。種族が選べるようになり、人間、エルフ、ドワーフ、リザードの4種族がいる。公式によるとゾンビも種族として選べるらしいが、まだ実装されていない。

種族で何が変わるかというと、見た目はもちろんのこと、それぞれ特徴あるスキルがひとつ使えるようになる。人間なら周りを鼓舞するスキル、リザードなら炎を吐くスキルといった感じに特徴あるものになっている。また初期ステータスにも違いがでるみたいだ。

クラスは前作から引き続いて12種類から選べる。

キャラクタークリエイトでは、名前やスキルが設定済みのプリセットキャラクターが4人いる。このキャラクター達には、それぞれに個別のストーリーが設定されている。主人公として選ばなかったプリセットキャラクターは、ストーリー中で仲間として登場する。

一応、新規キャラクターも作れる。だけど、個別のストーリーは無くなってしまう。最初にプレイするときには、プリセットキャラクターを選んだほうがより冒険を深く楽しめると思う。プリセットといっても固定されているのは、名前と種族と性別のみ。スキルとか特性、種族とか性別以外の見た目(髪型、肌の色、髭とか)は自由に変えることができる。前作同様に、キャラクリの幅は広い。

アーリーアクセスで行ける範囲では、パーティメンバーの数が4人になっている。

戦闘システム

戦闘は前作(といってもEE版の方)そのまま。EE版のシステムを2に流用しているから、当然といえば当然だ。そして更に、操作しやすいように改良されている。前作でよくあった誤クリックが起こらないようになっている。これは、敵を攻撃しようとクリック⇒敵が微妙にアニメーションしてクリックを避ける⇒移動になってしまった。という悲劇だ。プレイしたなら一度はやっていると思う。

また、開発中のバージョンのためか、スキル発動時のボイスがまだない。だから、前作に慣れていると迫力に欠ける戦闘に感じてしまうかも。

物理バリアと魔法バリアが新しく追加
重鎧といったものは物理防御力が上がり、ローブなどは魔法防御力があがる。このあたりは普通のRPGと同じ。DOS2は、それぞれの防御力の数値分が、戦闘開始時にバリアとなる。このバリア分が攻撃で削られるまでHPが減ることはない。一部バリアを貫通する攻撃もある。

アクションポイントの調整
移動や攻撃のときに消費するアクションポイントの最大値が6ポイントまでしか貯めれないようだ。前作では最大で15くらいまで貯めたあとに、一気に行動することで敵を壊滅させる戦略もとれた。開発によると、アクションポイントを減らすことで、一回の行動を重要にしたらしい。もっと戦略を持って戦う必要があると言えよう。

これで、近接職が不遇であったのが解決した。前作ならば3ポイントから4ポイント使っていた片手剣での攻撃が、今作では1ポイントで繰り出せる。敵に近づいてしまえば、1ターンで4回も殴れるようになる。(これはあとから試してみたら、片手剣でも盾を持っていると攻撃に2ポイント消費するようだ。)v3.0.15.252で盾の有無にかかわらず片手攻撃は2ポイント消費するように修正された。

アクションポイントを減らすことで、一番影響がでるのはレンジャー。通常攻撃や特殊弾を使うのに2ポイント消費する。つまり、1ターンで最大3発まで攻撃となる。特殊弾で敵をハメることが難しくなった。

戦闘の難易度
戦闘の難易度は、Explore と Classic の2つから選べる。これはゲームプレイ中にも変更することができる。Exploreは「物語を楽しむ用」で戦闘は凄くやさしい。敵の強さがClassicの半分になっていて「たたかう」連打で勝てるレベル。一方でClassic は「ノーマルモード」。この難易度が標準なのだが、元々が難しいゲームなので、魔法やスキルを上手く戦略に組み込んで戦わないとすぐに負けてしまう難易度だ。

エリアが作り込まれている

今作のエリアは、高低差が激しく、グラフィックも作り込まれている。前作のエリアが単純で平坦だったと思えるくらいに起伏に富んでいるのだ。エリアはかなり広く、何度かどこへ行けばよかったか迷ってしまったくらいだ。

また、どこからでもワープできる機能がなくなった。ワープポイントまで移動しないといけない。これは少し面倒でもあるけど、これだけ作り込まれて綺麗なグラフィックだから、同じ場所を歩いても新しい発見がある。DOS2は、最初から360度回転が実装されてマップを作成している。その分、回転させないと見つからない場所に扉を設置したり、宝箱を隠したりと工夫しがいがあるわけだ。

会話が複雑になった

キャラクターに種族ができたことで、会話がもっと深くなった。話しかけた人が、どのキャラクターかによって、選択肢が変わり、相手の反応も変わる。プリセットキャラクター独自の選択肢、意地の悪い返事、クラスによる返事など、前作よりも会話のバリエーションが増えている。以上のことから、前作よりも確実に会話の重要性が増している。

前作で不評だったジャンケンで相手を説き伏せることは無くなった。どのように説得するかを選ぶと、すぐに結果が分かるようになった。

英語力は必須
英語をきちんと読めないと、選択肢を適切に選べないから意味がわからないことになる。そしてDOS2の英語はとても難しい。使われている単語は英検1級レベルだし、表現も凝ったものになっておりすんなり理解しにくい。大人向けの英語の小説を読むくらいと考えたらいいかも。

DOS2は、ストーリーを楽しむRPG。キャラクター毎にストーリーが設定されて、ストーリー重視の傾向がさらに上がっている。つまり話が理解できないと全く楽しめない作品になっているのだ。英語アレルギーがある人は、誰かが日本語訳を作ってくれるまで待とう。

まとめ

キャラクタークリエイト、エリアの作り込み、より深くなったストーリーと会話と全てにおいて前作を正統進化させたものになっている。前作を楽しめたなら買って損はない。

ただし、英語力は必須。英検1級レベルほどか、英語小説を普通に読めるくらいの英語力が必要だ。選択肢の意味をちゃんと理解しないで、なんとなく選ぶと敵対してしまったりする。英語力がないならば、辞書を何度も使って読んでいくか、日本語版が発売されるのを待つくらいしかない。

まだ前作をプレイしていないならば、そちらからやったほうがいい。2はまだアーリーアクセスで完成していないし、そもそも戦闘や会話でボイスがないから少しだけ没入感が減ってしまうのだ。しかも前作はセールで買えば1980円で遊べるし、ぜひ一度プレイしてみることをお勧めする。

Divinity Original Sin 2
価格:4,980円
ジャンル:ターンベースRPG、ストラテジー、ストーリー重視
2016年9月16日よりアーリーアクセス中
Divinity Original Sin 2 Steam販売ページへ行く

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